News Letter from Cambodia:在日本カンボジア王国大使館による会報


 

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皆様へのご挨拶
2015年3月30日

在名古屋カンボジア王国名誉領事館を代表いたしまして、クメール王朝文化と世界遺産アンコールワット遺跡の国「カンボジア王国」へご興味をお持ち頂いたこと、心より感謝申し上げます。

観光で訪れる皆様に、是非ともご覧頂きたい素敵な場所が、カンボジアにはたくさんございます。

一例を申しますと、世界的にも人気の高い「シェムリアップ」にあるアンコール遺跡群は、日本人にも人気のある観光地でございますので、その名をご存知の方も多いことでしょう。
壮大な歴史と自然が調和した美しさ、厳粛さ、雄大さは、是非一度はご自身で実感して頂きたい、カンボジアが誇る絶景です。

またカンボジア随一のリゾート地「シアヌーク・ビル」は、日本人にはまだあまり知られておりませんが、実は西洋人などには人気の高いビーチ・リゾート地です。
白い砂と青い海は、きっと皆様のカンボジアへの印象を、大きく変えてくれる出会いとなることでしょう。

そしてカンボジアの経済の中心、首都「プノンペン」では、現在様々な古いものと新しい物が混在しています。そしてこの混在する姿こそが、急激に発展するアジアのパワーだと私は感じております。今しか見れないこの風景をこれからの日本を支える若い皆様に、一人でも多く体感して頂くことを願ってやみません。

そして、ビジネスでカンボジアに興味を持つ方もおられるでしょう。

2015年末のASEAN経済共同体(AEC)の発足で、世界から様々な注目と期待を集める東南アジアにおいて、地理的に中心に位置するカンボジアーー

同年4月には日本政府の無償資金援助で建設されてきた「ネアックルン橋(つばさ橋)」も完成し、これによりタイ・カンボジア、ベトナムを繋ぐ「南部経済回廊」が地続きで結ばれることとなります。
この橋の完成で物流ルートが円滑に機能するようになり、カンボジア国内はもちろんのこと、周辺国にも経済効果が見込めるとして、大きな期待を寄せています。

奇しくも2015年は、日本とカンボジアの友好条約署名60周年の年です。
これからもカンボジアにおける日本企業の発展に、当館も微力ながらお手伝い出来ることがあればと存じます。

このように観光でもビジネスでも魅力溢れるカンボジアですが、何よりの魅力はカンボジア人の人柄ではないでしょうか。カンボジア人は、心優しく、礼節を重んじる国民であり、日本の皆様のご訪問を、心よりお待ち申し上げております。

是非この機会に、カンボジアの魅力をご自身の五感で体感して下さい。
皆様のご来訪を心から歓迎いたします。どうぞ「カンボジア王国」からの暖かいおもてなしをご堪能下さい。

 

在名古屋カンボジア王国名誉領事

髙田 誠喜

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